2013年9月24日火曜日

今日の入れ歯

上下入れ歯の新製です。







下顎舌側の骨隆起はよく見られますが、このように大きく盛り上がったのは

初めてです。この骨の出っ張りは必ず痛みが出る場所です。



今,使用中の入れ歯はあたらないように、隆起の上に入れ歯の縁がきてますが、

その縁があたって、なにも食べられないとのこと。


さて、この骨隆起をどうするか。

隆起にあたらないように、その上までで入れ歯をつくるか、リリーフして下まで伸ばすか。

上にもってくると、細い変な形になるし、強度も弱くなるし、

模型を見ながらかなり考えていましたが、下まで伸ばすことにしました。

やってみてだめだったら、又いろいろ考えるだけです。





上は総義歯ですが、上下共、適合が悪く、顎関節の動きがそうとう狂っていると

思うのと、この下の顎堤の形から、治療が終わるまでそうとう時間がかかりそうです。

又、この患者さんは84歳ですが、もう一人60歳の方で同じ条件の入れ歯を作ると仮定した

場合、84歳のほうが顎関節がいたんでいるため、より治療に費やす時間を必要とします。

つまり、入れ歯という「モノ」を売ってるのではなく、失われた機能を回復するリハビリを

行っているのです。











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