2013年12月21日土曜日

エステマットプレス(松風)

プレス成型とポーセレン焼成の両方が可能なファーネスが松風から発売になった。

ニケイ酸リチウムをプレスできるのでemaxの廉価版というわけか。







emaxはひととおり売れたと思うので、個人ラボなどemaxを買えなかったところ

は欲しいのではないか。

いろいろ出来てくると、技工料金を安くするためにいろいろな材料とプレス機

の組み合わせで作り方が考えられると思う。

最近は歯科技工をビジネスと捉え、安く、大量に仕事を取ろうという感覚の

ダイレクトメールが来るようになったが、歯科医として技工の知識がないと、

何を使ってどういうふうに作ったのか聞くこともできない。


色々な陶材の違いを知りたいが当院の出しているラボはノリタケが多い。

GCのイニシャルとか海外のポーセレンも気になっていたのだが、タイミングよく、

松風でヴィンテージのセミナーがあるので行くことにした。
  


                                       新小岩 早川歯科


2013年12月20日金曜日

オールセラミック


右上5番にオールセラミック(emax)をかぶせます。




前の4番は




インレーが詰めてあるので切端がグレー色です。中央に白濁もあります。
歯頸部は濃い目の茶。


5番の支台歯は



4番の深部に白色を感じるのでMO2インゴットを選択。

基本通りShade1にDDA3をふりかけ、DA3, TI2, グレー色を出すのに切端に

SI greyを混ぜる。内部ステインにEssence whiteを入れる。






セラミックの質感に満足。


            オールセラミック


                                                                                                        新小岩 早川歯科

2013年12月16日月曜日

洋らん

診療室のらんが蕾を付けました。蕾は1日に5ミリぐらい成長します。





バンダというランです。

今年の7月にはこのように咲いていました。






バンダは1年に2回開花しますが、夏の間は1日に3回水をやるので大変です。

寒さに弱いので温室を準備するか思案中です。


毎年2月に東京ドームでらん展覧会がありますが、気に入ったランを探しに行く

予定です。







2013年12月14日土曜日

残根除去器

埋伏8番より手こずる場合のある残根の抜歯ですが、よく使われる残根用エレベータは























以前からこれらを使っていたのですが、なかなか残根が出てこなくて、けっこう

手間取ることがありました。


以前、デンタルショーでこの除去器を見つけ、どうしても抜けない時はこれに頼り

ます。


















溝が付いてるのがみそ、 隙間にうまく入る



















上の2つが点で接触しているため力が加わらないのに対して、溝があるため

滑らない。

昨日も今日も残根でかなり手こずっていたのですが、最後はこれにお世話

になりました。





2013年12月6日金曜日

打つ手は無限

当院の会計事務所が送ってきた冊子がありました。

中を見ないで、捨てようと思い、裏表紙を見たらこんな文章が。









アベノミクスの効果を感じてない業種はけっこうあるようです。

私は愚痴を言うのをすこし減らすことにしました。

2013年12月5日木曜日

サイクリング


今日は天気がよかったので20キロぐらい走りました。

平井大橋を下に降り、東京湾まで6キロです。

新小岩公園で、







河川敷には、先月はコスモスが植えられていたのですが、今は刈られて、

来春には菜の花が咲きます。


11月に撮影



海を背にしてスカイツリー。









1年前に比べて、こういった不法住居(?)がかなり増えてきており、

今日は国土交通省のおおがかりな、立ち入り調査が行われていました。



                                  新小岩 早川歯科

2013年12月3日火曜日

今日の入れ歯




去年の10月に市川から来院した85才の患者さんです。

今日、下の金属床の総義歯の型をやっと取りました.

今までの通院回数なんと80回。

上の金属床は2ヶ月ぐらいで作り、下の仮義歯は3個作りました。そして

やっと今日、下の金属床の型を取りました。いや、長かったというか、患者

さんもよく通ってくれました。

最初の下の仮義歯を作ったあと、左舌側があたるので削った後、テッシュコン

を盛る。次回、来院して又、同じ所があたるので削って、又、テッシュコンを

盛る。次に、来院して又、舌側が当たる。つまり左舌側だけレジンが出てピンク

色で、右舌側はテッシュコンがどんどん厚くなるわけです。

ここで次の仮義歯を作り、また同じようにテッシュコンを繰り返します。

要するに真っすぐ噛んでいないで、曲がって噛んでいるわけで何ヶ月も

こういった調整が続きました。

どうしてこんな変な噛み方をしているかというと、前の合っていない入れ歯で

何十年も食べようとして入れ歯に合わせて無理な噛み方をしていたためです。

7、80歳で総入れ歯を使っている方の中にはこんな患者さんがたくさんいま

す。

この時期は患者さんも痛みがあるため、治療に疑問を感じているようで、

それは表情からも察することができます。

こちらとしては、ただ来てくれればいずれはよくなると思っているので

治療をやめないように願っているだけでした。

癖のある噛み方が治って来て、痛みが出なくなったのが今年の7月あたりで

顔の筋肉や顎関節が本来の動きに戻ってきたものと思われます。

このころから患者さんもにこにこするようになりました。

こちらを信頼するようになったのですが、これは食事のときに以前食べられ

なかったものが食べられるようになったことに気がつき、前と違う、これは

期待ができるなと思ってきたからだと想像します。


これは仮義歯で治療している時によく患者さんが経験することでこうなれば

こっちのものです。


患者さんも、ただ時間をかけて治療を伸ばしているのではないということが

わかってきているので、こちらとしてもいろいろ気を使わなくてすみます。

そろそろ型を取ろうかと思うと、患者さんのほうがもうちょっとやったほうが

いいのではないかと言ったりして、完全に仮歯の痛みがなくなった

今日、型を取り、お互いに頑張ったなという感じです。

10年、20年と、うまく噛めなかった入れ歯を使っていて、その入れ歯

で何とか食べようとしていたため、顎の運動が狂ってしまったのです。

そのリハビリに1年かかってしまったのです。

この患者さんは私の40年以上の入れ歯作りでの難症例の1つです。

このような特殊な症例は上に書いたような治療法しかなく、「‥‥デンチャー」とか、

「海外のメーカーの‥‥法」といったやり方で4,5回で終わるようなことはありえ

ません。顎関節のリハビリをやらずに短期間で無理に作った場合は、完成した入れ歯

の具合が悪く、出来上がったものをあちこち削って調整するということになり、その

ようにして何回も削った入れ歯は100点満点とは言えません。そして患者さんはそ

の歯科医に対して不信感を抱くのです。

この患者さんのように仮義歯を作りながら、リハビリを充分行ってから作った入れ歯

というのは完成した時点で終了となります。