2014年5月12日月曜日

オールセラミックの破折


セラミックが破折して来院した患者さんの症例です。見てお分かりの通り前歯

4本がセラミックです。











一部が欠けたのではなく、二つに割れて支台歯が見えていることから

フレームのプレス体が弱かったことが推察されます。又、接着力も弱いのかも

しれません。

破折片を見るとMOインゴットらしいものが1mm以内で、その上にデンチンと

エナメルが1~2mmになっています。

メタルボンドのメタルの代わりにMOが使われているような感じで、メーカーの指示どおり

ではありません。


色を出すため、築盛の厚みをとりたくなりますが、強度を考えてLT A2の

カットバックで作ることにしました。


以前、自分で作ったクラウンをはずしたことがありましたが、接着性レジンセメントが

歯からなかなか外れず、歯とセメントの境目がわからなくて慌てたことがありました。

最近は接着性セメントが色々なメーカーから発売され、1液性でエアー乾燥のみに

なったりしていますが、操作性が簡単になると接着力が気になります。

特に1液の場合、メタルの接着力は弱くなるので心配な場合はレジンコアにすべきです。

経験的に接着力が弱いと破折の原因になります。

                    
















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