2014年11月24日月曜日

オールセラミック(emax)





セラミックを被せるときは歯を2mm以上削りますが、この右側の歯は歯質が

弱いため、あまり削っていません。削る量が多いと歯は弱くなります。

普通は何種類かのセラミックを盛って色を出しますが、この場合では上に盛って

しまうと大きくなってしまうので、色を塗って(ステイン)狙った色を出します。

ステイニングと築盛の違いはオパール効果があるかないかです。

10年ぐらい前にラボから納品されたエンプレスⅡを見たとき、あまりにきれいなので

ためいきが出たのを今でも覚えています。そのときはなぜきれいなのかわからなかった

が自分でemaxをやるようになってからオパール効果のせいだとわかりました。

そういったこともあり、築盛するときはOE1やOE3を好んで使います。

一般的に作られているセラミックはデンチンとエナメルだけです。

指示書にA3と(しか)書かれてあるのですからそれでいいんでしょう。





左は色見本A3


MO2を選択しましたがLT2にするか迷うところです。隣の歯や土台の歯の色に

よって決めます。一般的にはMOが無難でしょう。

このステイン法だと先端の透明感を出すのに青やグレーを塗ります。

だったら透明なセラミックを盛ればいいだけなんですが、手間が全然違います。
   
それらが料金の差になってきます。歯の値段を聞くだけでなくどういったものなのか、

入れるときに気に入るまで修正してくれるのかが大事なところです。

私は型を取るときに、どのインゴットを選択し、どの部分にどの材料を使うかを

完全に決定してしまい、特徴がある場合は忘れないように写真で保存します。

その写真を拡大すると肉眼では見えなかったものが見えてきます。

そして一回で入れるように心掛けています。


模型上でしっかり調整したコンタクトは口腔内でもほとんど同じようなきつさで

再現されます。コンタクトがきつくて入らないということは、きつめに作るので

そちらで調整して合わせてくださいということなのです。

かみ合わせの高さは顎関節の動きが3次元であるため、ある程度の調整が

必要です。





オパール原石   白いだけでなく気品がある


2014年11月17日月曜日

奥歯に保険の白い歯を被せる



左上の小臼歯に金属の歯が被っています。








白い硬質レジンに変えました。






小臼歯に白いものを被せるのは保険でできますが、白い詰物は保険では

できません。

大臼歯の治療には詰物も被せ物も金属しか使えません。