2017年9月23日土曜日

CONTAX Planar55mm F1.2   Planar85mm F1.2




歯の写真をきれいに撮るためにカメラを始めたのが、いつのまにかライカ

のレンズ沼に入ってしまいました。ライカのElmarit,Summicron,Summilux

と、ひと通り巡り歩いて沼から脱出しようとしたら、今度はツァイスの魅力

で沼に引き戻され、幻のこのレンズまで来てしまいました。

今後、1本だけレンズの使用を許されるとしたらこのレンズを選びたい。



CONTAX  Planar T*55mm F1.2


プラナー誕生100周年を記念し、1996年に1000本が限定生産されました。

55mmなのだが50mmの感覚で構えるといつも後ずさり、差は5mmでも
思っているより望遠寄り。同じようなのに SEL55F18Z があるがこれも気
になるレンズだ。





大塚
contax planar55mm F1.2






Untitled
contax planar55mm F1.2






DSC00842-6
contax planar55mm F1.2







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contax planar55mm F1.2






DSC00101-1
contax planar55mm f1.2








Planar85mm F1.2
55mmが入手困難なのに比べてこちらは割と出回っています。



腕のハイライトの白からシャドーの黒までの豊富な階調を見事に表現している。


クリックして下さい。







20151003-DSC00872002
contax planar85mm F1.2







Contax-Planar1.2/85
contax planar85mmF1.2







成田山 川豊
       contax planar85mm  F1.2








DSC00218-1
contax planar85mm F1.2






                                                                              新小岩 早川歯科

                                                                             all-ceramic emax




2017年6月3日土曜日

真っ白い歯(emax)


真っ白い歯にしたいとの男性の患者さんが来院されました。

e-maxのブリーチング色の1番白いBL1を使用し、土台が黒いのでセメント

は1番白いブリーチング色を使用しました。深部に白さを持って来ないと

自宅に戻って見た場合に、全然白くない、とがっかりすることがあるのです。

インゴットBL1のみにグレーズ(表面のツヤのこと)を多めに出し綺麗に

見せましたが、よく見る変な白さではありません。







e-maxの1番白いブリーチング色BL1を出すためのインゴットは、

HO0、 MO0、  LT BL1,  HT  BL1  があります。




厚さが薄いので黒ずんで見えますが、左の2つは透明感が
ほとんどなく不自然な感じです。


このまま使えるのはLTとHTです。
この患者さんには HT  BL1を使用しました。





HTは LTより透明感があり、GACKTが HT, 清原が LT,かMOに近い感じ

がします。もっと白くするのであればMO 0にBLのエナメルかClearを盛ると

いいでしょう。やってみたいです。


先端部にブリーチングのエナメルを盛って透明感を出そうかと迷っていたの

ですが、患者さんと話し会って白いほうがいいとのことで一発で仕上げまし

た。

ここまで白さを強調しなくてもいい、もっと自然に、という場合は先端部分

を透明感のある材料で置き換えると上品な感じに仕上がります。

女性にはお勧めです。

これはクラウンですが、ラミネートベニアという表面だけ貼り付けるやり

方もあります。表面をほんの少しだけ削るのですが、裏側は自分の歯の色

のままであり、十分な厚みがないと白色感が出ません。大体、これだけ白

くしたいという完璧主義の人は見えないからといって、裏側が茶色である

状態を受け入れません。歯科医はクラウンもベニアも同じような感覚でやって

いますが、患者さんにとっては裏がどうなっているのかは、すごく大事なこと

です。ジルコニアの出始めの頃、裏がピンク色の真珠のようなのを嘆いている

患者さんのことを知ってから、より患者さんの気持ちに敏感になりました。


色の違いを出すために、下の歯を治す前の写真です。

一般的に被せ物はもっこりしてしまうのですが、その形がまた不自然な感じ

を与えてしまいます。

そこで、削る前の歯の型を取り、模型を作って参考にし、削る前の歯と同じ

形にします。






28本全部、白くします。

こんな真っ白い歯も自分を強くアピールするためには有効だと思います。

未来に向かっての強い意思を感じさせ、魅力的に見えるのでは。


                                         
                                  オールセラミックの症例をまとめました。
                                                                    ↓

                                               オールセラミック 早川歯科
















2017年5月23日火曜日

オールセラミックの質問


知恵袋での質問でこんなのがありました。


emaxのオールセラミッククラウンの相場はいくらですか。
また、ジルコニア等オールセラミックにはどれぐらい種類があるのでしょうか。
上右の2番にかぶせものを入れることになったのですが、emaxのセラミック
を勧められています。
価格は7万円なのですが、色々調べていると同じ前歯のオールセラミックでも
相場は8~15万円と開きがあるのですが、少し安すぎて不安になっています。
emaxはオールセラミックではないのですか?安い理由は何ですか?
またセレックと言われるものはさらに一段階安いみたいですが、
何故なのでしょうか。

ベストアンサーとして以下のようなものが。


emaxはオールセラミックではないのですか?
一つの種類です

≫安い理由は何ですか
その先生に聞いて下さい
自由診療ですから
金額の設定理由など ここで 分かりません

≫何故なのでしょうか
色々です
その先生に 聞いて下さい  (知恵袋より)

私のベストアンサーを書きます。
≫emaxはオールセラミックではないのですか?

現在、オールセラミックといえばemaxのことと言ってもいい程、世界中
で1番使われているものです。色、強度に優れシェアNo1です。

emaxのオールセラミッククラウンの相場はいくらですか。

4万から12万、15万ぐらいです。
経費(都心の高い賃料、衛生士の給料)が多い歯科医院の料金は高くなるでしょ
う。

オールセラミックにはどれぐらい種類があるのでしょうか。

emaxのほかにも技工料金の安い「・・・・クラウン」といったものが何種類
かありますが、もっと安いものをといった発想で作られているようです。
いろいろな意味でemaxにはかないません。

少し安すぎて不安になっています。

技工料金が2万ぐらいのものが7万で安いかどうかは人によると思いますが
高いほうが安心でしたら高い所を探して下さい。
技工料金が高ければ当然歯の値段は高くなりますが、技工料金が2万のとき
には歯科医院によって7万の所もあり12万の所もあります。
技工料金の違いはよく技術の差とか言われますが、作り方の違いです。
ステイニングかレイヤリングかということです。


≫安い理由は何ですか
*良心的で利益をあまり取らなくてもいいと思っている。
*それほどいい仕事をしようとは思ってない。
*安くすることでたくさん数をこなせば1本高くするより売り上げは上がる。
*安く、いいものを提供していい評判を取り、患者を増やそうとしている。
*技工料金の安い所に出している。

といったことが考えられます。
    セレックと言われるものはさらに一段階安いみたいですが、
    何故なのでしょうか。

    セレックはオールセラミックの塊の「削って出し」のことで、即日で
    できるのが売りになっています。そのため色はそのブロックの1色なので、
    複雑な色を出すのは難しいですが奥歯でしたら問題ありません。
    前歯の場合は、1色のみで色を出すんですから、うまく色が合わない
    こともあります。何日か待てればセレックでもステイニング、レイヤリング
    はできます。でもその時は、その金額ではできないと言われるでしょう。



    こちらも参考にしてください。

    ジルコニアとe-maxの違い                                新小岩 早川歯科













    クリックして下さい

























    2017年5月9日火曜日

    ある質問


    ある歯科のサイトにこんな質問がありました。



    1か月ほど前に差し歯にしました。

    保険の歯は考えてなく
    最初からセラミックですることにしました。

    ・土台は自分の歯
    ・ポーセレンとジルコニアを使用しているみたいです。

    いざつけてみると
    土台が自分の歯なので
    根元が少し黒いのです。
    11万もしたのに納得いかなく
    毎日毎日その事しか考えれません。

    先生はあたしの土台が黒いから
    と、いうのですが
    もう方法はないのでしょうか。

    土台をセラミックにしたら
    白くなるのでしょうか




    11万も払って満足できない患者さんの気持ちを考えると心が痛みます。

    この場合の問題点は
      1  土台の色を白く作るべきだった。
      2  その黒い土台の色を隠すようなクラウンを作るべきだった。

    どちらかで解決したのですが、土台の色があまり黒い場合はファイバーポスト
    にするのが最良です。
    オールセラミックはどうしても中の色を拾って しまいます。
    歯を入れる時にはどうだったのかわかりませんが、その時点での歯科医、患者
    さんの判断ミスがあったのでしょう。


    もう方法はないのでしょうか。

        やり直すのが1番です。



            こちらも参考にしてください。    
                                           ↓
               http://www.hayakawa-emax.com/original.html

















    2017年4月30日日曜日

    ゴールデン連休スタート

       

    ゴールデン連休がスタートしましたが、早川歯科医院はカレンダー通りに診療を

    行っています。


    ちょっと前にユニット(治療椅子のこと)を新しくしました。

    今日は休日にも関わらず1人だけ治療したのですが、椅子のスイッチがどこを見て

    も見つからず、しょうがなく古いユニットでやりました。

    毎日スタッフに ON,OFFをやってもらっていたためですが、仕事に追われて余裕の

    ない自分に気がつきました。




















    新しいユニットは操作パネルなどデジタル化が進んでいて慣れるのに一苦労です。

    技術の進歩に感心すると同時に、今まで使ってきた物は慣れているので自分の

    手足みたいに愛着があります。


    仕事以外ではアナログです。自転車、本、真空管アンプ、カメラのオールドレンズ。


    新しいユニットは電気系統が複雑なので、故障したら修理代がどのくらいになるの

    か早くも心配です。





                            新小岩 早川歯科

    2017年4月27日木曜日

    酸蝕歯




    酸蝕歯とは歯が酸によって侵食されることです。








    歯のエナメル質、象牙質が上図のように削れてしまっています。

    中高年によく見られますが全体の歯に見られます。

    主に酸性の食物によってこのように歯がすり減ってくると言われていますが、

    それだけではないように感じます。

    特別な治療法はなく、通常の虫歯の治療と同じように詰めたり、被せたりします。

    マウスピースに薬物を入れて、再石灰を促しますがそれほど効果があるわけでは

    ありません。

    ここのところ、この症状の患者さんが立て続けに当院に来院されています。







    2017年4月25日火曜日

    真っ白い歯は美しいか






    今日、来院された40代の男性の患者さん。全部の歯を白くセラミックでかぶせたい

    とのことでした。

    ブリーチング色のシェードガイドをスマホで表示しながら、説明をしてくれましたが

    そこまで下調べをしていたんですね。患者さんの方で自分の希望とか考えがはっきり

    している場合は治療計画が立てやすくなります。












    かなり白くしたいことはわかりましたが、作った後でどれだけ満足してもらえるかが

    気になります。つまり、どんな色で作るべきか、ということで作る方は結構悩みます。

    彼曰く、清原の歯の白さまではしたくない。不自然だ。


    先日、テレビでGACKTの歯が結構白いのに気づいた。清原の場合は白濁だが、GACKT

    の歯は透明感も感じて気に入った。あの感じを出してみよう。





    #2


    真っ白い歯













    オールセラミック(A3色)



    オールセラミック(e-max)です。












    LT 1   レイヤリング法



    強度500MpaのLT1インゴットに100Mpaのセラミックを盛ったものです。

    盛った色は、DDA3,5、DA3,5、TI2, OE3, OE1。

    この色は色見本のA3ですが、厚さが薄いため濃いめのA3,5を盛って、ちょうど

    A3になります。下の方はC3なのでSI greyを加えました。












    2017年4月20日木曜日

    ジルコニアとe-maxの違い

       

    先日、患者さんからe-maxとジルコニアのどちらがいいですか、と聞かれたので
    こんな記事を書いてみました。      
                                   
                  

                                 



       



                                           
    審美性      

    ジルコニアは色の種類が少なく、いろいろな歯の色を出すのが難しく蛍光性を有しないのに比べて、e-maxはどんな色でも出せるように、さまざまな材料がそろっています。
    emaxはオパール効果、蛍光性を有するため奥歯はともかく、前歯の場合は色に関しては圧倒的にe-maxが有利です。

    セラミックの美しさはその透明性にあるのですが、透明なだけに中にある土台の歯の色が透けて見えてしまいます。そのため、土台の歯が変色している場合や金属の場合には、オールセラミックのフレーム(核に当たる部分)に透明度の低い(不透明な)インゴットを使用します。その上に透明なセラミックを盛り付けることにより天然歯に近づけます。
    このように、1本のオールセラミックを作るには土台の歯の色、セラミックの厚さを考えて材料の選択をするのですが、e-maxはそれらに応じた色の組み合わせが選択できるシステムになっているのです。

    よく見かける説明で「e-maxは透明性が高く中の歯が透けるため、・・・」といったのがありますが、e-maxで主に使われるインゴットには透明度の高い順にHT,MT,LT,MO,HOとあり
    不透明なMOインゴットを選択すれば中の色が透けることはなく、その上に透明感のあるパウダーを盛る(レイヤリング法)ことによって綺麗な色を出すことができます。e-maxが透けて中の色がどうこうというのはレイヤリング法ではなく、HTなどのインゴット単一のクラウンの場合のことではないかと思います。また、「e-maxは透明感がないので・・・」といった説明も見かけましたが、これは1番多いMOのステイン法で作ったクラウンのことだと思います。レイヤリング法で作れば問題ありません。


    ジルコニアも単体では色が良くないのですが、その上にセラミックを盛れば天然歯に近づけることができます。現実的にはどのメーカーのジルコニアにどのメーカーのセラミックを使うのかということもあり、システムとしてe-maxの方が確立されています。



                     強度

    強度に関してはジルコニアの方があり、ジルコニアを使わなければならない症例があります。
    それは歯の間の虫歯が大きい場合のインレーと奥歯のブリッジの場合です。
    歯の間まで伸びているインレーの場合は、下に歯質がなく歯肉になっているために支えがなく割れやすくなります。ブリッジの場合も欠損している部分の下が歯肉になっているため破損の可能性が大きくなります。
    e-maxでもインレーの形を工夫したり、ブリッジのときは欠損部分の幅が小さいときは大丈夫です。

    クラウンの場合はe-maxでも十分強度はありますのが、噛み合わせに問題があったり、スペースがないときなど強度を重視する場合にはジルコニアを選択すべきです。

    強度を重視するのであれば、e-max、ジルコニア、共にステイン法にすべきです。この場合の硬さはe-maxが500Mpa,ジルコニアが1000Mpaですがレイヤリング法に比べて審美性が劣ります。


                                                                                                                         

                                                                                                                               新小岩 早川歯科





    2017年4月16日日曜日

    セラミックで歯並びをきれいに

       


     下の前歯の歯並びが悪いということで来院された中国人の患者さんです。

     最近は中国の方が結構来られますが、以前と違ってセラミックを希望されます。

     国力、経済が伸びているのを実感します。

     1年前に当院でセラミックの治療を受けた韓国人の患者さんの紹介で来院

     されたようですが、毎日のようにバングラデシュとかアジア人の患者さんを

     治療しています。



           下の2本にオールセラミックを被せることで歯並びを
            綺麗にしました。

    ↑     ↑   
                     



    LT1  レイヤリング



       患者さんは思ったより色が綺麗で満足してくれたようで、上の前歯4本も

       大きさを揃えて綺麗にしたいとのことでした。

       上の前歯4本を見ると左の2本分と右の2本分の大きさ(歯の幅)が違います。

       真ん中の位置は変えられないので、歯の形で工夫することで、正面から見て

       同じ大きさに見せます。


















    2017年3月4日土曜日

    ノンクラスプデンチャー




    4本の歯が欠損です。






    正面からは金属が見えないノンクラスプデンチャーです。
    クラスプとは金属のバネのことです。






    裏側の見えない所には、入れ歯が沈まないようにがっちりと金属で支えています。





    ノンクラスプデンチャーの素材は弾力があるため、金属がワンピースで作られていて

    たわまないように作ってあります。ここが大事なところです。

    ノンクラスプデンチャーは金属を全然使用しないで作ることもできますが、安定性は

    劣ります。安定しないということは、残っている歯や歯肉にも害を及ぼします。

    でも患者さんは金属色を嫌がります。

    この入れ歯の場合、金属を使わないでピンクの材質だけで作ったらフニャ、フニャ

    して、噛めたものではありません。



    補強線を兼ねた金属部分はワンピースです

    足立区のICデンタルアーツ製作。
    早川歯科が入れ歯作りで最も信頼できる技工所です。












    2017年1月29日日曜日

    オールセラミックで大事なこと



    ネットで見かけるオールセラミックに関する説明は長所ばかり書かれているよう

    ですが、1番の問題点はCAD /CAM用に合わせて歯をかなり削るということです。



    これはセラミックの講習で使われた模型ですが、練習のために色々盛り付ける

    こともあり、薄い所でも2mm以上削ってあります。歯が薄くなると栄養も行き

    渡らなく、その歯の寿命は短くなってしまいます。






    これだけの厚みがあります。厚いほど作りやすいのですが。








    何十年後かにその歯が抜けるまで、できるだけ長持ちさせることが

    最も大事なことです。そのためには削る量を最小にすることです。




                          CAD/CAMだと、これでは作れません。


    私が作ると、

    e-max


    縁の部分は鋳造メタルでのナイフエッジという薄い形態です。

    中央部分で1.5mmもないですが、内部ステインで白線を入れることもできます。






                                      
                                                                          emax estheticsを極める